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番外「万事素直」

素直さは物事を会得する時に、大きな力になる。

会長先生なりの解釈ではありますが
「万事素直」この言葉は、今は亡き剣道家の座右の銘です。

以前このブログでお話しました、会長先生が剣道を始めた切っ掛けは
母親の「剣道をやってみれば」の一言でした。

少しでも親孝行になれば、と思い中学の剣道部に入部した訳です。

実はそれ以前に、ある町道場の門を叩いた事があります。

会長先生は幼少の頃、JR目白駅の駅前にある幼稚園に通っていました。
当時、池袋に住んでいた会長先生ですが、通園路を少し外れた所に
その道場はありました。

会長先生の母親は、余程剣道に興味があったのか、幼稚園児を入門させるべく
道場の門を叩いたのです。


「もう少し大きくなったらいらっしゃい」


道場の先生は、笑顔でそうおっしゃいました。

残念ながら小学校入学後、間もなく引っ越しをした会長先生は
二度とその道場を、訪れる事はありませんでした。

もしその道場に入門していたなら・・・
今頃会長先生は、真打になっていたかもしれません。

何故ならその道場の先生は「五代目 柳家小さん師匠」だったのです。