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褌(ふんどし)の色は・・・・。(つづき)

褌(ふんどし)を締めるようになったのは、道場の松田
先生の一言からでした。

松田先生は、お寺の住職でもあり、普段から締めている
のか、白い褌で稽古をされていました。

その日は夏の暑い日の稽古でした。

稽古が終わり、汗だくで着替えていると、子供たちの汗
の染み込んだ白パンツを見て、「衛生上よくないやろ」
と言いながら、自分の締めている白の褌一丁になり、
「お前らも今度の稽古から褌を締めて来い」と言い放っ
のです。

冗談きついなと聞き流していたら、迎えに来ていた母親
達が、松田先生に褌の寸法や作り方を聞いていたのでし
た。

「松田先生、褌の色は?」 「赤」でしょ。