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高校までの通学は、乗り換えがありながら、たったの二駅。
夢と希望を胸に抱いて、第一希望の高校に入学が決まりました。

会長先生は夢を叶えるべく、顧問の先生に挨拶をする為
入学早々に職員室を訪れたのです。

会長先生「入部します!ヨロシクお願いします!」
顧問先生「中学の時は何部?」
会長先生「剣道部です」
顧問先生「剣道やればいいのに」
会長先生「野球がしたくて、この高校に来ました」

実はこの高校、家から近い甲子園出場経験のある高校でした。

この日を迎える為に、坊主頭にしました。
硬式グラブも硬式バットも、真っ白のユニフォームも買いました。
毎朝、ランニングと素振りを欠かしませんでした。

参考までに、この高校を卒業した有名人を紹介します。

「橋幸夫」「木の実ナナ」「つのだ☆ひろ」
いいとも青年隊「野々村真」(芸能活動が多忙で転校)
そして元広島東洋カープの「高橋慶彦」

準備万端で臨んだ、希望に満ち溢れた高校生活・・・の筈でした。

教室に戻り、担任の先生と新しい仲間達の自己紹介。
この自己紹介が、悲劇の始まりだったのです。

番外「万事素直」

2015年11月04日
素直さは物事を会得する時に、大きな力になる。

会長先生なりの解釈ではありますが
「万事素直」この言葉は、今は亡き剣道家の座右の銘です。

以前このブログでお話しました、会長先生が剣道を始めた切っ掛けは
母親の「剣道をやってみれば」の一言でした。

少しでも親孝行になれば、と思い中学の剣道部に入部した訳です。

実はそれ以前に、ある町道場の門を叩いた事があります。

会長先生は幼少の頃、JR目白駅の駅前にある幼稚園に通っていました。
当時、池袋に住んでいた会長先生ですが、通園路を少し外れた所に
その道場はありました。

会長先生の母親は、余程剣道に興味があったのか、幼稚園児を入門させるべく
道場の門を叩いたのです。


「もう少し大きくなったらいらっしゃい」


道場の先生は、笑顔でそうおっしゃいました。

残念ながら小学校入学後、間もなく引っ越しをした会長先生は
二度とその道場を、訪れる事はありませんでした。

もしその道場に入門していたなら・・・
今頃会長先生は、真打になっていたかもしれません。

何故ならその道場の先生は「五代目 柳家小さん師匠」だったのです。