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部内試合の「玉田杯」で優勝した後のある日
曜日に、親が10人近くの先生方を自宅に招
待し、優勝祝いをしてくれました。

優勝の時にもらった優勝カップに瓶ビール2、
3本が注ぎ込まれます。

それを先生方が回しのみするので、優勝カッ
プがこんな使われ方をするのかと驚きました。

その後、庭でざるを持って踊りまわるなど、
どんちゃん騒ぎが始まり、遠くから眺めてい
た私たち子供も打ち上げ花火を始めました。

その打ち上げ花火とどんちゃん騒ぎが近所迷
惑だったのか、普段付き合いの悪かった家が
119番通報したらしく、自宅に消防車が駆
けつけてきました。

それで「火が収まる」どころか、ますます騒
がしくなり、今度優勝したらどうなるのかと
心配したものでした。

道場主の玉田先生が亡くなった翌年に、道場内の子供
を対象とした剣道大会「玉田杯」が開催されました。

私は、4年生以下の部に出場しました。

当時4年生でしたが、同級生を含め20名以上はいたと
思います。

同級生には、先に剣道を始めたH君がいて、彼がいる
限り、入賞なんて出来ないと思っていました。

ところが、組み合わせが良かったのか、どんどん勝ち
上がり、決勝戦でH君と対戦することになりました。

この試合に、普段道場に全く顔を見せたことがない父
親が、珍しく観戦に来ていました。

決勝戦前に何か話をしたかも知れませんが、「アドバ
イス」をしてもらったような記憶はありません。

さて、決勝戦が始まり、まぐれかどうかわかりません
が、「メン」が決まりました。

二本目は、覚えていません。一本勝ちだったのかも知
れません。

試合後、観戦に来ていた父親が、「俺が『アドバイス』
した通り、『メン』が決まったやろ」と言ったのには、
たまげました。