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中1で初段に合格、その後3段まで順調に昇段するは
ずでしたが、3段「合格」後、しばらくして剣道部の
顧問の先生より、3段合格の取り消しの連絡を受けま
した。

理由は、実技、形の審査の後、その場で引き続き行わ
れた筆記試験の成績が悪かったからでした。

筆記試験は、都道府県によって違うのか、当時と今と
では違うのかわかりませんが、形の審査合格後、審査
会場の床に試験問題が配られ、何も見ずに解答します。

事前に問題がわかっていれば、対処のしようもあるの
ですが、何が出題されるのかわからなかったのでした。

以前先輩で、小手、面、「胴」と書くところ、金、銀、
銅の「銅」の字を書いて落ちたいう話を聞いたことが
ありましたが、まさか自分が筆記試験で落ちるとは思
いませんでした。

その次の審査で、筆記試験だけ「再受験」したかどう
か、忘れてしまいました。

剣道部をはじめ中学校の運動部系の部活予算案は、体育館に
集まった全校生徒の前で、審議が行われます。

野球部など部員の多いところや、公式試合で好成績を挙げて
いるところは、予算の大幅UPを要求します。

ところで、中学3年に主将になっていた時、生徒会長だった
K君より、私が事前に提出した前年に比べて大幅UPの予算
案について、全校集会の時に追及すると通告を受けました。

それにびびった私は、迎えた全校集会で壇上で、防具が一式
買える程の金額を減額すると発表したのでした。

小学校4年生の時、永田先生が、一列に正座した我々の前で
1分間黙想するようにと言いました。

1分経ったら目を開けるようにと言うことで、心の中で時間
を計ります。

しかしながら、回りの様子も気になるので、片目を開けて隣
りの様子を窺うと、永田先生に怒られます。

そんなことをしているうちに、時間がわからなくなり、結局
最後まで目をつぶって、回りのみんなに笑われていたのでした。

中学で入部した剣道部の上級生には、強い先輩が少なか
ったこともあり、十数人いた1年生で私だけレギュラー
になれました。

3年生に混じって、試合に出るのですが、体格はまだ上級
生に及ばなかったので、よく吹っ飛ばされていました。

それでも試合には勝ち、その年の地区大会で団体優勝した
こともあり、「マスコットボーイ」と呼ばれ、かわいがら
れていました。

しかしながら、当時「マスコットボーイ」が、どういう意
味なのか、わかっていなかったのでした。